オイル交換でありがちなトラブル10選と解決法(トラブル対処マニュアル)

✅この記事でわかること

  • 実際によくある失敗とその原因
  • その場でできる対処法・リカバリー方法
  • 未然に防ぐためのアドバイス
  • プロでもやらかす“あるある”ミス
  • 関連ガイド記事へのリンクでステップアップ

🛠1. ドレンボルトが固くて回らない!

💥原因

  • 締めすぎ、焼き付き、経年劣化
  • インパクトで締められていた場合も

🛠解決法

  • 潤滑剤(ラスペネ等)+数分放置
  • しっかりしたサイズのソケットレンチを使用
  • 回らない場合は無理せず整備工場へ

🔗 ドレンボルトって何?構造と役割はこちら


🌊2. オイルが顔にかかった!服が汚れた!

💥原因

  • ドレンを外した瞬間の噴き出し
  • 風向きや手の位置に注意不足

🛠対策

  • 必ず顔は斜め後方に避ける
  • 作業時は保護メガネ+使い捨て作業着推奨

❌3. ドレンボルトを締め忘れた/仮締めで走行してしまった!

💥危険度:超高

→ 高速道路でオイル全損 → エンジン焼き付きもあり得る

🛠対策

  • 締めた直後に必ずトルクレンチで確認
  • 忘れやすい人はメモ or チェックリストを作成

🔗 [オイル交換チェックリスト(準備中)]


🫠4. オイルが全部抜けきらない(上抜き失敗)

💥原因

  • ホースが底まで届いていない
  • 吸引不足/チャージャーの故障

🛠対策

  • ホースをレベルゲージの奥までゆっくり挿入
  • 1〜2回吸引→停止→再挿入で角度調整

🔗 上抜き vs 下抜きの比較記事はこちら


🪫5. 新しいオイルを入れすぎた!

💥症状

  • オイルゲージで「MAX」を大きく超える
    → オイルが泡立ち、潤滑不良 → エンジン損傷の可能性

🛠対策

  • 上抜きチャージャーで少し抜く
  • または整備工場で下抜きしてもらう

🧯6. エンジンを熱いまま触って火傷した!

💥原因

  • 走行直後の作業(エンジンルーム100℃近く)

🛠対策

  • 最低でも20〜30分冷却してから作業
  • アルミ部品の接触には要注意!

🧪7. フィルターのパッキンが外れず二重装着に!

💥症状

  • **“オイル滲み”or“にじみにくいけど漏れてる”**現象

🛠対策

  • フィルター交換前に必ずパッキンを確認
  • 外したオイルフィルターはよく観察すること

🧩8. 廃油処理の仕方がわからない/こぼした

💥原因

  • 受け皿からあふれる
  • 廃油処理箱にうまく注げない

🛠対策

  • 平らな地面で作業+風の強い日を避ける
  • 廃油処理箱は大きめ(6.5L〜)を用意

🧴9. オイルが肌に付着してかぶれた

💥症状

  • 赤み、かゆみ、湿疹など

🛠対策

  • ニトリル手袋+袖カバー
  • 皮膚に付いたらすぐ中性洗剤で洗浄→保湿

🛑10. 作業中に車が動いてしまった!

💥危険度:非常に高い

🛠対策

  • 輪止め(タイヤストッパー)を必ず使う
  • ジャッキアップ時は必ずウマ併用

🔗 [DIY整備での安全装備まとめ(準備中)]


🧠まとめ|失敗も経験、でも“危険な失敗”は防げる!

誰だって最初は失敗します。
でも、命に関わる失敗や、車を壊す失敗は絶対に避けるべき。

だからKazuro Garageでは、

「やってみたい」だけじゃなく「ちゃんと知ってからやる」
そんな整備を、これからも全力で後押ししていきます。


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