1. ボンネットが開かない!と焦る前に知っておくべきこと
「さあ、車のメンテナンスをしよう!」と意気込んでみたものの、まず最初の難関が「ボンネットの開け方」です。 車にあまり詳しくない方だと、「どこにレバーがあるの?」「レバーを引いたけど開かない…」と、意外と戸惑ってしまうことが多いですよね。
でも、安心してください。ボンネットを開ける手順は、どんな車でもほぼ共通しています。この記事では、車のボンネットを安全に、そして確実に開けるための方法を、初心者の方でもわかるように丁寧に解説します。
2. ステップ1:車内の「ボンネットオープナー」レバーを探す
車のボンネットを開けるためには、まず車内にあるボンネットオープナーのレバーを操作する必要があります。
このレバーは、運転席の足元、特にダッシュボードの左下あたりに設置されていることがほとんどです。
- レバーの見た目: ボンネットのイラスト(車の正面から見たボンネットの形)や、「PULL」といった文字が描かれています。
- 操作方法: レバーを手前に「カチッ」という音がするまで引いてください。
レバーを引くと、ボンネットの先端が少しだけ浮き上がります。これで1つ目のステップは完了です。
3. ステップ2:ボンネットの安全ロックを解除する
ボンネットオープナーのレバーを引いてボンネットが浮き上がったら、次はボンネットの安全ロックを解除します。
この安全ロックは、ボンネットが走行中に不用意に開いてしまわないようにするための重要な仕組みです。
- ボンネットの隙間から手を入れる: 浮き上がったボンネットの隙間に、そっと手を差し込みます。
- ロックレバーを探す: 指先で、ボンネットの真ん中あたりにある小さなレバーや突起を探してください。
- レバーを操作する: レバーを左右どちらかに押したり、上に持ち上げたりすると、ロックが外れます。
ロックが外れると、ボンネットがさらに大きく浮き上がります。車種によって操作方法が異なる場合があるので、少しずつ動かして探ってみましょう。
4. ステップ3:ボンネットを上げて「ステー」で固定する
安全ロックを外したら、いよいよボンネットを開けます。
- ボンネットをゆっくりと持ち上げる: ボンネットが開ききったら、落ちてこないように「ステー」と呼ばれる金属の棒で固定します。
- ステーを固定する: ステーは、ボンネットの裏側やエンジンルームの端に収納されています。ステーを取り出し、エンジンルーム内にある指定の穴に差し込んでください。
これでボンネットは安全に固定されました。これで安心して作業に取り掛かることができます。
5. まとめ:ボンネットの開け方をマスターして、DIYに挑戦しよう!
ボンネットを開けるのは、決して難しいことではありません。この3つのステップをマスターすれば、誰でも安全にボンネットを開けることができます。
- 車内のレバーを引く
- ボンネットの安全ロックを解除する
- ステーでボンネットを固定する
これで、あなたも自信を持ってエアコンガスの補充など、次のDIY作業に進むことができますね。
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