はじめに:「開かない」は、DIY最大の壁。
Kazuro GarageではこれまでさまざまなDIY整備を紹介してきましたが、そもそも「ボンネットを開けられない」という悩みは、想像以上に多いんです。
「開け方が分からない…」
「どこにレバーがあるの?」
「ツメって何?開かないんだけど?」
そんな悩みは誰にでもあります。
でも、安心してください。
この記事では、超初心者でも確実にボンネットを開けられるようになる方法を、画像つきでやさしく解説します。
ステップ1:まずは車内の「ボンネットオープナー」を探そう


✅位置の目安
- 運転席の右足元、やや奥まったところ
- 銀色や黒のレバーに「車の絵+ボンネットが開いてるマーク」




💡コツ
- 車種によっては左足側やセンター下にもあるので、まずは周囲を触ってみよう。
ステップ2:車の正面に回って「ツメ」を解除しよう
✅なぜ開かない?→理由:安全のため“二段ロック”になっているから
手順:
- ボンネットを軽く持ち上げる(少し浮いてるはず)
- 正面中央~やや右側に、指で押す金属の「ツメ」や「レバー」がある
- それを内側に押しながら、もう片方の手でボンネットを開ける
💡コツ
- 手袋をしておくと安全&安心
- 見つからないときはスマホのライトで中を照らすと◎
ステップ3:支え棒(または油圧ダンパー)で固定する

✅ 2種類の支え方式
- 手で「棒を立てて固定」するタイプ(多くの軽・コンパクトカー)
- 自動で止まる「油圧ダンパー」式(ミニバン・SUV・高級車など)
💡棒タイプのときの注意点
- 差し込み位置(穴)がわかりにくい → ボンネット裏を見上げると丸い穴がある
ステップ4:閉め方も意外と大事!
✅閉めるときのポイント
- 支え棒を外す(慎重に)
- ボンネットを胸の高さくらいから「軽くストン」と落とす
- 音と手ごたえで「カチッ」と閉まったか確認
❌ NGな閉め方
- ゆっくり手で押して閉める → 完全にロックされず危険
Q&A|よくある初心者のつまずきと解決法
Q. レバーを引いても何も起こらない
A. ボンネットが少しだけ浮いている場合、ツメの解除が必要。車の前に回って「軽く上に持ち上げる」ことがポイント。
Q. ツメが見つからない!
A. 中央付近~やや右(助手席側)にあることが多い。ライトで照らす+手で奥を探るのが近道。
Q. 支え棒が抜けそうで怖い
A. 風が強い日や斜面では注意。安全第一で、作業は平坦な場所で行うこと!
まとめ:「開ける」ことが、すでに“整備”の第一歩
Kazuro Garageが伝えたいのは、「工具がなくてもできることがある」という事実。
そしてそれは、この“ボンネットを開ける”というシンプルな行為から始まります。
この記事を読んだあなたは、もう次のDIY整備記事(→ウォッシャー液補充・バッテリー交換)にも自信を持って進めるはず。
次の一歩は、あなたの手で踏み出してください。私たちは、いつでも整備初心者のあなたの味方です。
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