🛠 オイル交換でありがちなミス10選|やってから後悔しないために
はじめてのオイル交換。YouTubeを見ればできそうだけど…実は“見落としがち”な罠がいっぱいあります。
ここでは、整備初心者が実際にやってしまったミスと、それを防ぐための対策をセットで紹介します。
⚠️ ミス①:ドレンボルトを外す前にオイルキャップを開け忘れる
▶ どうなる?
オイルが抜けにくくなり、時間もかかってイライラ。
内部の圧力が抜けず“ドバッと”こぼれる危険も。
✅ 対策
ドレンを外す前に、オイルキャップ(上のフタ)を必ず先に開ける!
⚠️ ミス②:車をジャッキアップせずに潜り込む
▶ どうなる?
オイルパンに手が届かず、体勢が不安定になって危険。
✅ 対策
水平な場所でしっかりジャッキアップし、ウマ(リジッドラック)を必ず使おう。
⚠️ ミス③:ドレンボルトの締めすぎでネジ山が潰れる
▶ どうなる?
オイルパンのネジ山破損=修理費数万円コース…
✅ 対策
規定トルクで締める(例:N-WGNなら32Nm)。トルクレンチ使用推奨。
⚠️ ミス④:オイルが温かいうちに勢いよく抜いてヤケド
▶ どうなる?
高温のオイルが腕や手にかかって軽いやけどの危険。
✅ 対策
エンジン停止後、10〜15分ほど冷ましてから作業。それでも軍手+長袖は基本。
⚠️ ミス⑤:パッキン(ドレンワッシャー)の交換忘れ
▶ どうなる?
オイルがじわじわ漏れる原因に。
✅ 対策
毎回新品交換が基本(アルミ or 銅)。予備を常備しておくと安心。
⚠️ ミス⑥:オイル量を正しく量れていない
▶ どうなる?
多すぎても少なすぎてもエンジンに悪影響。
✅ 対策
エンジン停止→数分後にレベルゲージで上下限内を確認。平坦な場所で測定する。
⚠️ ミス⑦:抜いたオイルを地面にこぼす or 廃油処理が不適切
▶ どうなる?
近隣トラブルや環境破壊の原因に…。
✅ 対策
廃油ポイ(処理箱)を使用し、地域指定の回収ルールに従って処分。
⚠️ ミス⑧:エレメント交換時にOリング(ゴム)が残る
▶ どうなる?
新しいOリングと二重になってオイル漏れの原因に。
✅ 対策
外す前に古いパッキンが残ってないか確認!清掃&薄くオイル塗布で装着。
⚠️ ミス⑨:車種に合わない粘度や規格のオイルを入れる
▶ どうなる?
エンジン性能悪化・保証外リスクに。
✅ 対策
説明書 or メーカーサイトで推奨粘度・規格(API, ILSAC等)を確認
⚠️ ミス⑩:オイルフィラーキャップの閉め忘れ・締め不良
▶ どうなる?
走行中にオイルが吹き出して大惨事に…!
✅ 対策
キャップを最後にもう一度確認するのを習慣に!
✅ まとめ:オイル交換の「安心整備」は“事前準備”と“チェックリスト”から
はじめてのDIYでも、落とし穴を知っていれば大丈夫。
Kazuro Garageでは「初めてでも誇れる整備」をテーマに、
今後もトラブル防止やミス対策を発信していきます!
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